店長のこだわり紹介リレー フレスポ鳥栖店 篠原 雄三店長
見え方・かけ心地・ルックスの明暗を分ける、「フィッティング」の重要性。
メガネは、“お気に入りを選んで終わり”ではありません。フィッティングこそ、メガネ本来のポテンシャルを発揮する大事なプロセス。きちんとフィッティングをした場合としていない場合の差は大きく3つあり、お手持ちのメガネの状態も含めて以下の項目をチェックしてみてください。
一つ目は見え方の違い。メガネはその人の目の焦点に合わせたレンズを組み込んで作られているので、フィッティングがうまくできてないと目の焦点が合っていない状態に陥ります。本来は快適に見えるはずのものが見えにくくなり、また、見え方は問題ないけれど目が疲れてしまうなど、見え方や見え心地に不具合が生じます。
二つ目はかけ心地の違いです。例えば、テンプルの締め付けが強いとこめかみや耳元が痛くなり、逆にテンプル幅が広いとメガネがずるずると下がってきます。こうなるとかけ心地が悪く、メガネをかけることがだんだんストレスに。せっかくお気に入りのメガネを手に入れたのに、不快感やストレスで長くかけられない、むしろ辛くなるなんて勿体ないですよね。
三つ目はご本人の見た目の印象です。たとえオシャレな服やメガネを身につけていたとしても、お顔に対して正しい位置にメガネがかけられていないとだらしなく見えて、相手方からの印象を損なう恐れがあります。きちんと端整に見せるためにも、顔とメガネの最適な位置をフィッティングで調整することが大事です。
普段の生活で、メガネをかけていて「痛い」と感じたり、疲れを感じたり、メガネが傾いている、またはズレ落ちるといった状況があれば、それはフィッティングが正確でない証拠。こめかみにメガネの跡が残る、メガネが触れている場所を押すと痛みが走る、肌がかぶれる… など症状がひどいケースもありますので、その場合は一刻も早くフィッティングをし直してください。
フィッティングの流れ
一人ひとりに合わせたフィッティング技術と、安心のアフターメンテナンス。
店頭でフィッティングのご依頼を受ける際に、「メガネがズレるので、テンプルやモダンの幅をもっとキツく締めてください」という声をよく耳にします。しかし、実はキツく締めすぎると逆効果となる場合があるのです。テンプルやモダンの幅をむやみに狭めると、メガネが前に押し出されて鼻からズレ落ちてしまいます。大切なメガネだからこそ、正しい知識と高い加工技術で最適なフィッティングを武田メガネでは行っています。
正確なフィッティングはスタッフの加工技術はもちろん、メガネ自体の素材や性能などのポテンシャルも大事です。上質なメガネはフィッティングがしやすいのですが、チープな作りのメガネは壊れやすく、細かいフィッティングが難しいものも。快適な見え方、かけ心地、好印象を叶えるためには、メガネ選びとフィッティング、どちらも重要なのです。
ちなみに、その人の手癖や日常の付け外しにより、フィッティングで整えたバランスはどうしても崩れていくもの。例えば、右利きの方は左側のテンプルが広がる傾向があり、走ったり触ったりのちょっとした衝撃もフィッティングの黄金比を損なう要因に。こればかりは仕方のないことですよね。そのため、定期的にご来店いただきフィッティングし直すことをおすすめします。武田メガネではご購入いただいたメガネを対象に、フィッティングなどのアフターメンテナンスを行なっております。お客様が気に入って選ばれたメガネを長く快適にご愛用していただきたい―。見え方やかけ心地が気になる方はぜひ、フィッティング(無料で対応します)を行いにお近くの武田メガネにお越しください。