店長のこだわり紹介リレー 原パーク店 中村 孝志店長
見た目や見え心地を左右する、レンズとフレームの奥深い関係。
メガネを掛けた時の“見た目”の印象は、「レンズの度数とフレームの形状のバランス」が決め手のひとつになります。
例えば、近視矯正レンズの度数が強ければ強いほど、掛けた時に目が小さく見え、顔の輪郭もレンズ内側に窪んで見えてしまう…。そういうお悩みを解消するためにも、「レンズの度数とフレームの形状のバランス」を重視することが大事です。
前述のような強度近視の方であれば、レンズの横幅が狭いフレームを選びましょう。フレームの横幅が広くなるとレンズの歪みが目立ちやすくなるので、横幅が狭いフレームを選ぶことでレンズの歪みを抑えられます。
この他、乱視の方や老眼の方にも、レンズとフレームの最適なバランスをご提案しています。
また、もちろんメガネは見え心地も大事ですよね。目とレンズの位置関係が適切だとレンズの性能が最大限に発揮され、見え心地がぐっと快適になります。
目とレンズの位置調整が難しい場合は「オーダーメイドレンズ」の出番。カーブが強いスポーツ用のサングラスもフレームの形状を気にすることなく、見え心地を追求してお作りできますし、乱視が強い方のメガネも、歪みが出にくい仕上がりにすることが可能です。
メガネを選ぶ際はデザイン面にばかり注目しがちですが、掛けた時の見た目と見え心地を重視することが、満足度の高さに繋ります。だからこそしっかりと度数測定を行い、お客様のご希望と全体のバランスを考慮して、多種多様なバリエーションの中から最適なレンズを選定すること。そしてレンズの設計や素材、フレームのサイズを考慮し、理想的な位置にフィッティグして綿密に調整する。この一つひとつの工程を私たちは大切にしています。
長く使うからこそ、目の健康も大事! レンズコーディングのススメ。
最近はパソコンやスマートフォンなど、デジタル機器が生活必需品になっていますよね。仕事でパソコンを使ったり、趣味でゲームをしたり、 眠りにつく直前までスマートフォンを扱ったり、長時間液晶画面を見る方が多いのでは。
これらのデジタル機器のほとんどがLEDライトを光源としていて、ブルーライトの波長が最も強く放射されています。それにより目へのダメージが大きくなり、眼精疲労にも繋がると考えられているので、目を保護するためにもブルーライトカットレンズを推奨しています。
コーティング式レンズだとレンズが少し黄色味がかるので、レンズ越しの色の見え方が若干変わってしまいます。気になる方へは、“練り込み式”のレンズもございますので、そちらをおすすめします。
武田メガネでは、製品ごとにブルーカットライトレンズの比較テストができますので、安心してお選びいただけます。
またブルーライトと同様、肌への負担や目の疾患を招きやすい紫外線対策も必要です。これまでは表面のみのUVカットコーティングが主流でしたが、最近ではレンズ内側からの紫外線の反射も防ぐ表裏両面コーティングを積極的にご提案しています。
他にも、機能性に優れたレンズがたくさん。偏光レンズはビルや対向車からの反射光、アスファルトからの照り返しの眩しさを抑えてくれるので、ドライブやスポーツ、釣り、アウトドアなどの外出時に重宝します。
そして、静電気防止コートや防汚コートも便利。指紋やホコリでレンズが汚れた場合、つい洋服やハンカチで拭いてしまう方もいらっしゃると思いますが、余計にレンズを傷つける恐れがあります。あらかじめ静電気防止コートや防汚コートを施しておくと、チリやホコリがつきにくく、汚れも拭き取りやすいのでメンテナンスしやすいです。ぜひレンズコーティングも視野に入れてお選びください。