店長のこだわり紹介リレー イオンモール福津店 太田 進介店長
緻密なメガネ加工は、長年愛用していただきたい“想い”の表れ。
かけていることを忘れられるメガネこそ、快適なメガネだと思います。また、見え方に違和感がない状態であることも必要不可欠。そのためには視力以外に、お顔に対するメガネのサイズやテンプルの長さ、視界の広さなど、お客様の状況をきちんと把握した上で、おすすめを提案しなければなりません。デザインが気に入って特定のメガネを選ばれる場合も、お客様にとって最適なサイズであるか、レンズとの相性はいいか、かけ心地がいいように調整できるか、細かく確認しながらご案内しています。せっかく手にするメガネですから、長く愛用していただきたいです。
武田メガネは業界の中でも加工へのこだわりも強い会社です。度数が強いとレンズが厚くなるので、きれいにカッティングして厚みを極力目立たないように仕上げたり、ビジュアルを損なわないように工夫を凝らしたり、プロショップとしてプライドをかけて加工を行っております。メガネのフレームも同様に、工具を使ってレンズに合わせてしなやかに曲げ込み、馴染ませます。骨格も人それぞれ特徴がありますので、かけ心地を追求しながら細部にまでこだわりを持って加工します。さらに、もとのフレームの外観を損なわないように調整することがプロの技。フィッティング確認と加工には、緻密さが求められるのです。
熟練の手仕事が機械に勝ることも! 手仕事と最新機器による加工技術。
加工技術の腕前は、経験の積み重ねも必要なので、一人前になるには多くの時間を要します。手先が器用かつ鋭い視点を持つ社員でも、最低5年はかかると思います。私の場合、「自分自身がこのメガネを欲しいと思えるか」を基準に加工を施し、妥協は一切許しません。ミリ単位の加工はもちろん、特にレンズを滑らかにする“面取り”は人一倍こだわります。この面取りはメガネの仕上がりの綺麗さに影響しますが、お客様のお顔や手を切ったりする事を防ぐことも出来ます。その為、精巧に行う事が必要とされます。他にもフレームのカーブ調整やドリルを使ったレンズの穴掘り、レンズとフレームの接地部分の微調整などは、プロによる手仕事が生きる部分ですね。
武田メガネでは最新機器を導入しているので、データ処理も、複雑な裁断も、精巧に施せます。ですが機械だけに頼らず、最終工程は熟練の手作業で行うのが武田メガネ流であり、我々の腕の見せ所。レンズの厚みやお客様の骨格に応じて角度を細かく変える際、機械を通すより手仕事の方が早く、しかも正確であることが多いのです。最先端の機械加工とアナログの手作業、この二つを掛け合わせることが高品質のメガネをつくる鍵。どちらも精度を高めながら、お客様一人ひとりにぴったりのメガネをお渡しすることが私たちの使命だと感じています。