店長のこだわり紹介リレー 天神中央店 林 祐司店長
商品陳列の創意工夫で、メガネの魅力や商品選びの快適性がアップ!
みなさんが何気なく見ているメガネの陳列棚。そこに置かれた商品一つひとつがピシッと揃っていると気持ちよかったり、華やかなディスプレイにワクワクしたり、さらに手に取りやすいレイアウトだとお買い物が快適ですよね。武田メガネでは、それぞれの商品をどうやって売り場で魅力的に見せるかにも力を入れています。ブランドの世界観がお客様に伝わるように商品陳列について考えることが個人的にも好きで、お店の陳列演出や接客にも活かしています。
日頃から買い物がてら話題のショップなどに足を運んではVMD(※)やディスプレイを観察し、応用できそうなヒントを探るなど、常にアンテナを張っています。レイアウトを考えたり、商品を数ミリ単位で美しく配列することが、仕事としてはもちろん、純粋に好きなんです(笑)。
※「VMD」とはビジュアル・マーチャン・ダイジングの略で、「お客様が商品を見やすく、購入しやすいよう視覚表現を演出した売り場づくり」のこと
武田メガネは店舗によって広さや構造が異なり、お客様の層や特性も違いますので、社内の自分以外の販促担当メンバーと連携を取りながら、各店舗の店長を中心によりよいお店づくりを目指しています。以前の私は、多くのお客様に商品をPRしたい一心で、店頭にポップやポスターをたくさん掲示し、チラシやリーフレットも多数設置していました。ところが、お客様にとっては情報量が多すぎるとかえって求めている商品を見つけづらく、店舗としても伝えたいことが散漫な状況に…。そこで余白を活かして全体をすっきり見せるなど、引き算の考え方を取り入れることにしました。
商品のポップなどを最小限にして商品を引き立たせるように改善し、お客様の動線を観察しながら、手に取りやすい置き方、複数の商品を比較しやすい配列、メガネを試着する際にすぐに鏡で確認できるレイアウトなど、全体の見せ方を変更しました。目にパッと留まる動きのあるディスプレイの工夫も取り入れ、お求めになられるメガネをスムーズに探し出せる売り場にアップデートしたのです。すると、お客様から「見やすくなったわね!」「素敵なメガネに囲まれて選ぶのが楽しい」など、お喜びの声をたくさんいただけて、ディスプレイの工夫によってお客様のメガネライフを充実化させるきっかけになれたことを実感できました。
ディスプレイと接客の相乗効果で、最適なメガネに出会える場に。
私が店長を務めるイオンモール福岡伊都店は商業施設内にあるので、人通りが多い通路側の入口を華やかに彩り、おしゃれなサングラスをずらりと並べて、お客様の好奇心をくすぐる演出をしています。また棚の上の方まで商品を置いたディスプレイにもこだわりがあるのですが、これは斜め向かいのエスカレーターから上がってくるお客様の視線に入るよう狙ったもの。お店の中だけでなく、店の外からどう見えるかまで細かく追究し、お客様に関心を寄せてもらえるように、そして「欲しい」と思うメガネにその場で出会えるように、見せ方にはとことんこだわっています。
地域柄、幅広いお客様がいらっしゃるので、メガネのラインナップも幅広く揃えています。この圧倒的なバリエーションをうまく見せるためにも、陳列のいたる部分に工夫を凝らすことが大事。他では感じられないワクワク感のある品揃えと快適なメガネ選びを体感していただきたいですし、「天神・博多の中心部に行かなくてもここに欲しいメガネがしっかり揃ってるね!」と喜んでいただけるお店づくりを心がけています。
お客様にとって、メガネに対する知識が十分ではない中で最適な一本を選び出すのはなかなか難しいと思います。だからこそ、お客様がお好みのメガネを見つけやすい商品陳列に注力し、さらに私たち販売員の接客を通して「本当に似合うメガネ」をご提供したいと考えています。目指すは[ディスプレイ×接客]の相乗効果! 胸が弾むディスプレイとともにメガネを選びやすい売り場にして、販売員がきめ細やかにアドバイスすること。ご満足いただけるメガネをご提案できるよう、お客様に寄り添える環境づくりを徹底しています。
武田メガネの強みは、多彩なディスプレイに加え、メガネやブランドに対する知識量、綿密なヒアリングと的確な提案力、加工のスキルにあると思います。お客様に「武田メガネにまた行きたい!」と感じていただくためにも、親切・ていねいな[ディスプレイ×接客]を通して、これからもお客様に選りすぐりのメガネをご提案したいと思います。